LEDランプ

提灯用LED電球（TT-E26型）※終息品

白熱球は全方向を照らすことが出来るので照明としては優れている光源ですが、提灯を照らすのに全方向の光は必要なく約70％の光を無駄にしています。
弊社は無駄な光を極力無くすことを前提にLEDを横に配置したLED電球の製品を開発しました。
LEDは直進性の強い光の特徴があり、提灯の一部分に光が偏りますので、光を横に拡散させる為にフロストガラスを採用し提灯の明かりの偏りを減少させました。
光源部をフィラメントからLEDに替え、それ以外は白熱電球の材料を使用していますので、白熱電球感覚で簡単に取り付けることが可能です。
消費電力は1.7Wと低いのでバッテリーが長持ちします。又はバッテリーの台数を減らすことが出来ます。 LEDの光は紫外線が殆ど含まれておりませんので虫などが寄り付きにくい性質を持っています。
LEDは日亜化学工業製を使用しています。

電球メーカーだからこそ開発できる構造ですのでお試し下さい。

※画像は透明ガラスですが、提灯LED電球はフロストガラスをおすすめしております。

（PDFファイル　サイズ 625Kbyte）

推定寿命40000h

詳細仕様

製品形式	発光色	ガラス色	電圧	消費電力	全光束	図面
TT-E26F-W (12V)	白色	フロスト	AC／DC12V	1.7W	110lm	PDF
TT-E26F-W (24V)	白色	フロスト	AC／DC24V	1.7W	110lm	PDF

白熱球とLED電球の比較表

品名	電圧	消費電力	全光束	軸光度
24V10W　　白熱電球	AC/DC24Ｖ	10.0W	100lm	3.2cd
24V20W　　白熱電球	AC/DC24Ｖ	20.0W	210lm	13.5cd
TT-E26F-W (24V)　　白色	AC/DC24Ｖ	1.7W	110lm	14.0cd

光束とは全体の光の量、光度とはある方向への光の強さを表します。
提灯用LED電球は真下の光を少なくして横の光を強く出しているので、全光束の数値が低めに
なりますが、横の光の強さ（軸光度）は、20Wの白熱電球と同じ位の数値ですので同じ位の明るさに見えます。

提灯用で開発したＬＥＤ電球ですが、船舶の標識灯や工場のシグナル灯等でも活躍しています。
横の光を強調したい場所に最適なＬＥＤ電球です。

このLED電球はLEDを横配列することにより、真下方向の光を小さくして側面への照射が重要な提灯に適しています。

バッテリーについて

お祭りは数日続き、山車やおみこしに搭載されているバッテリーは白熱電球から消費電力が少ない提灯用LED電球（消費電力1.7W）に替えることにより、充電時間の短縮、及びバッテリー数を減らすことが出来ます。

川越まつり　新富町1丁目自治会のご協力を頂き、写真撮影を行いました。
提灯は白熱電球24V20Wを使用していた場所に提灯用LED『TT-E26F-WL（24V）』に付け替えました。
提灯は油引きをしていますので、白ではなく飴色になっていたのでLEDの光が上手く出るか不安でした。

左の画像ですが、白熱電球と提灯用LED電球が使われています。
どれが白熱電球でどれが提灯用LED電球か解りますか？

画像にカーソルを当ててみて下さい。

白熱電球と提灯用LED電球の使用場所が解ります。

20W白熱電球の軸光度は13.5cd、LEDは10.8cdと同じ位の数値なので、提灯が同じ様な明るさに見えました。
（上記の白熱電球とLED電球の比較表を参照下さい。）

白熱球は20W、LED球は1.7Ｗで、消費電力約1/10です。

最大のメリットはバッテリーの消耗だと思います。

新富町1丁目の山車は昨年までトラックで使用する大型のバッテリーを8台搭載していましたが、今年は4台に減らしました。
計算上は2台で大丈夫だったようですが、万一のことを考えて4台にしたようです。

バッテリーの置き場や充電や重量にお困りではありませんか？

おかげさまで提灯用LED電球『TT-E26F-WL（24V）』は、新富町１丁目自治会の皆様より大好評を得ることが出来ました。
来シーズンは全部LED電球に替えると大変嬉しい言葉を頂きました。有難うございます。

山車の上に徳川家光の人形が立っております。
下からのライトアップも弊社のLEDが使用されております。
白熱電球300Wの投光器を使用していた場所に、LED投光器『HLD501W』が採用されました。